糖尿病〜治療・症状・予防から食生活まで!のTOPに戻る


糖尿病の治療〜血糖自己測定

血糖をコントロールすることが糖尿病の治療における基本です。しかし、血糖の動きは常に一定とは限らず、薬を使うことによりさらに複雑になります。

特にインスリン療法では、血糖の状態によってインスリンや食事の調整が必要なので、きめ細かいチェックが必要です。
そこで、日常生活の中で、自分でチェックできるようにしたシステムが、血糖自己測定(SMBG)です。

自分で測ってみると、いろいろなことが発見できます。例えば日常の行動が血糖に及ぼす影響や、病状との関係など、少しずつ治療への理解や関心が充実していき、それにより血糖のコントロールも良くなり、低血糖や合併症の発症を防止できるなど、さまざまなメリットが出てくるのです。


<血糖測定を行う2つのポイント>

1.コントロール状態を把握するのに、1日24時間の血糖の動きを知る。
2.食事・運動・ストレスなどで血糖は大きく変動するため、これらの影響を中心にチェックする。

最近の血糖値測定器の進歩発展はめざましく、血液をブドウ糖酸化酵素に反応させ、電流で測るタイプ「=電極法」と、試験紙の色で測るタイプ「=試験紙法」、尿酸測定法など、小型軽量で使いやすいものが出始めています。

他にも「ケトン(脂肪酸などから作られる物質)値も測定できる機種」「音声確認機能付き」「痛みの少ない減圧式採血機式+指先以外でも計測可能」「針とチップを備蓄できる機種」「測定が早い機種」「結果を大量に記録できる機種」などがあります。「測定器のレンタルサービス」もありますので参考にしてみてください。

さらに、採血せずに血糖値を測定できる装置(「レーザー光を利用するもの」「特殊なセンサーを搭載したもの」「組織液による測定を行うもの」など)が開発中で、実用化に向けて進んでいるということです。です。従来の、痛みなどの精神的負担や経済的負担を大きく軽減できる測定器が早く実用化されてほしいものです。

関連コンテンツ

糖尿病の治療〜健康維持

糖尿病患者の方にとって健康維持は大変重要です。 厚生労働省が毎年行っている「中高年への調査」というのがあり、病気や生活習慣改善への取組みによる健康状態を分かりやすく示しています。 これによる・・・

糖尿病の治療〜ストレス

社会構造の急激な変化などによるストレスは誰にとっても好ましいものではありませんが、特に糖尿病の人には悪影響を及ぼします。 例えば、「ストレスで血糖値が高くなる」「ストレス解消のための過食で、血糖コン・・・

妊娠・出産する糖尿病患者の注意点

糖尿病は慢性の病気ですが、血糖のコントロールがきちんとなされ、合併症に注意さえしていれば安静や療養が必要な病気ではありませんので、結婚生活はもちろん糖尿病患者でも妊娠・出産も可能です。 妊娠前か・・・

糖尿病の治療〜低血糖の対処法

糖尿病では低血糖は、食事の量が少ない時や間隔をあけすぎた時、運動量が多かった時、薬の量を間違えた時などに、インスリンを薬や注射で補充しても体の必要量に足りずに起こります。 健康な人は、血糖値が下・・・